
コラム
オゼンピック2mgがオンラインで安いクリニック4選!保険適用の処方条件も解説
オゼンピック2mgがオンラインで安いクリニック4選を紹介し、月にいくらかかるのか1ヶ月あたりの値段と保険適用になる処方条件を解説しています。
また、オゼンピックは個人輸入できるかオオサカ堂などの販売サイトを調査し、ダイエット目的でオゼンピックをオンライン購入する前に見ておきたいQ&Aについてもまとめたので参考にしてください。
※当サイトは総額表示義務化により、全ての料金を税込価格で表記しています。
目次
オゼンピック2mgがオンラインで安いクリニックは?薬の値段や送料を比較

オゼンピックは1本あたり2mgの用量が入っていますが、オンライン購入に対応したクリニックでは値段が異なるのでまずは以下の表をチェックしてみましょう。
各クリニックでは、まとめ買いや初回クーポンなどを利用することで1本あたりの費用を抑えることができるので、オゼンピックを安くで購入したい方は値段と割引内容も含めて確認してみてください。
クリニック名 |
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---|---|---|---|---|
オゼンピック 1本(2mg)あたり |
23,833円~ 24,200円 |
26,820円~ 30,800円 |
22,000円~ 26,900円 |
26,730円~ 29,700円 |
割引内容 | まとめ買い | 定期便 | まとめ買い 定期便 |
まとめ買い& 初回クーポン |
診察料 | 無料 | 1,650円 ※LINE登録24時間以内に予約で無料 |
無料 | 無料 ※処方なし1,650円 |
送料 | 550円 | 550円 | 無料 | 1,100円 |
診療時間 | 24時間 ※年末年始除く |
7~24時 | 7~22時 | 7~24時 |
公式サイト |
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オゼンピックがオンライン診療で購入できるおすすめクリニック4選

オゼンピックがオンラインで購入できるクリニック4院をご紹介します。
各クリニックの特徴をはじめ、オゼンピックの値段やその他のGLP-1薬、診察料、送料などの詳細も簡潔にまとめているので、どこのクリニックで購入しようか検討中の方は参考にしてみてください。
DMMオンラインクリニック【診療時間が24時間で受診しやすい】

DMMオンラインクリニックの オゼンピックの価格 |
|
---|---|
1本(2mg)1~2ヶ月分 | 24,200円 |
2本(計4mg)2~4ヶ月分 まとめ買い |
47,850円 1本あたり23,925円 |
3本(計6mg)4~6ヶ月分 まとめ買い |
71,500円 1本あたり23,833円 |
DMMオンラインクリニックでは、GLP-1薬「オゼンピック」が1本あたり23,833円〜購入することができ、1本ずつ購入するのはもちろん、2本・3本のまとめ買いも用意されており、まとめて購入する場合には1本あたりの料金が割安になります。
診察時間は24時間と長く、自分の空いた時間で予約できるため、都合に合わせてオンライン診療を受けることができます。
オゼンピックはクール便での発送になりますが、DMMオンラインクリニックでは送料がクール便込みの値段になっています。また、初診・再診料が無料のため、費用を抑えて医療ダイエットが行えるでしょう。
>>DMMオンラインクリニックについて詳しく知りたい方はこちら!
その他のGLP-1薬 | 注射薬:マンジャロ 内服薬:リベルサス |
---|---|
診察料 | 初診・再診:無料 |
送料 | 550円 ※クール便込み |
診療時間 | 24時間 ※年末年始除く |
支払い方法 | クレジットカード DMMポイント PayPay |
公式URL | https://clinic.dmm.com/menu/medical-diet/ |
東京ミレニアルクリニック【割安な6ヶ月定期あり】

東京ミレニアルクリニックの オゼンピックの価格 |
|
---|---|
1本 1ヶ月定期便 |
29,800円 |
3本 3ヶ月定期便 |
84,930円 1本あたり28,310円 |
6本 6ヶ月定期便 |
160,920円 1本あたり26,820円 |
東京ミレニアルクリニックでは、オゼンピックが1本あたり26,820円〜購入できます。1本ずつの単品購入のほかに1ヶ月・3ヶ月・6ヶ月ごとの定期便が用意されており、1ヶ月1本または1ヶ月2本のプランから選べるなど、購入方法の選択肢が豊富です。
診察料は通常1,650円かかりますが、LINE登録から24時間以内の予約で無料になるため、費用を抑えたい方は利用してみてください。
東京ミレニアルクリニックでは朝7時から深夜0時まで診療を行っているので、ライフスタイルに合わせて柔軟に受診時間を選べるでしょう。
その他のGLP-1薬 | 注射薬:マンジャロ、サクセンダ 内服薬:リベルサス |
---|---|
診察料 | 1,650円 (LINE登録から24時間以内の診察予約で無料) |
送料 | 550円 |
診療時間 | 7~24時 |
支払い方法 | クレジットカード デビットカード |
公式URL | https://clinic.dmm.com/menu/medical-diet/ |
イーライフ【送料&診察料が無料】

イーライフのオゼンピックの価格 | |
---|---|
1本(2mg) 1ヶ月毎定期便 |
26,900円 |
2本(計6mg) 1ヶ月毎定期便 |
52,900円 1本あたり26,450円 |
イーライフのオゼンピックは、1本・2本の「1ヶ月定期便」と、6本・8本・10本の「まとめ買い」があり、定期便の初回キャンペーンでは、オゼンピック1本あたり21,900円~始められます。
また、オゼンピックは冷蔵保存が必要でクール便での配送になりますが、送料無料で診察料もかからないため、薬代以外の費用を抑えて医療ダイエットが行えます。
イーライフでは、全日7時から22時までオンライン診療に対応しています。登録時に「プライバシーに配慮した配送を希望する」にチェックを入れておくと発送元を伏せて配送されるため、プライバシーが気になる方でも利用しやすいでしょう。
その他のGLP-1薬 | 注射薬:サクセンダ 内服薬:リベルサス |
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診察料 | 初診・再診:無料 |
送料 | 無料 |
診療時間 | 7~22時 |
支払い方法 | クレジットカード デビットカード Paidy |
公式URL | https://elife.clinic/ |
クリニックフォア【初回クーポン利用で1,000円オフ】

クリニックフォアのオゼンピックの価格 | |
---|---|
1本(2mg) | 29,700円 |
2本(計4mg) まとめ買い |
56,430円 1本あたり28,215円 |
3本(計6mg) まとめ買い |
80,190円 1本あたり26,730円 |
クリニックフォアでは、オゼンピックが1本あたり26,730円〜購入することができます。
購入方法は、1本ずつ、2本・3本のまとめ買いがあり、まとめ買いするほど1本あたりの料金が割安になります。
また、初回にクーポンコード「WCF1000」を利用することで、初診料0円、初回の薬代が1,000円オフになるため、初期費用を抑えてオゼンピックが購入できます。
薬の送料はかかりますが、まとめ買いすることで薬代が最大10%オフになるため、なるべく費用を抑えたい方はまとめ買いを検討してみるといいでしょう。
クリニックフォアは、日によって朝7時から夜12時まで診療予約がとれるため、都合のよい時間帯にオンライン診察を受けられます。
その他のGLP-1薬 | 注射薬:マンジャロ、サクセンダ 内服薬:リベルサス |
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診察料 | 初診・再診:無料 ※処方なし1,650円 |
送料 | 550~1,100円 ※オゼンピックはクール便のため1,100円 |
診療時間 | 7~24時 ※日によって変動 |
支払い方法 | クレジットカード デビットカード GMO後払い 代金引換 Amazon pay Paidy |
公式URL | https://www.clinicfor.life/ telemedicine/diet/ |
オゼンピックは月いくらかかる?1ヶ月あたりの値段

オゼンピックは、1回の注入量によって1ヶ月にかかる費用が異なります。
オゼンピック2㎎は1本で何回分?
現在、販売されている「オゼンピック皮下注」は1本に2mgの薬剤が入っており、1本を複数回にわけて投与します。
週1回の頻度で使用量を調整して投与するため、注入量によって1本で半月〜2ヶ月使用できます。
1回の投与量 | 使用回数 |
---|---|
0.25㎎ | 8回 |
0.5㎎ | 4回 |
1㎎ | 2回 |
オゼンピックは1本で3段階「0.25mg・0.5mg・1.0mg」の注入量を調整することができ、GLP-1薬が初めての方は1回0.25mgから投与を開始し、効果に応じて1回最大1.0mgまで注入量を増やせます。
オゼンピック1本で使用できる回数・期間は、1回に0.25mg使用する場合は8回2ヶ月分、0.5mgは4回1ヶ月分、1mgは2回半月分になるため、注入量によって1ヶ月あたりにかかる費用が異なります。
オゼンピックの1ヶ月あたりの相場とおすすめクリニックの料金
オゼンピックの1ヶ月あたりの費用相場は、注入量や診察方法により12,000円〜60,000円ほどが目安です。
実際、使用する注入量に対して1ヶ月あたりいくらかかるのか、当記事でご紹介しているクリニックのオゼンピックの値段を元に以下の表にまとめました。
オゼンピック注入量 | 0.25mg (2ヶ月分) |
0.5mg (1ヶ月分) |
1.0mg (半月分) ×2本 |
---|---|---|---|
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12,100円/月 ※単品24,200円の場合 |
24,200円/月 ※単品の場合 |
47,850円/月 ※2本まとめ買いの場合 |
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15,400円/月 ※単品30,800円の場合 |
29,800円/月 ※1本1ヶ月定期の場合 |
58,800円/月 ※2本1ヶ月定期の場合 |
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13,450円/月 ※1本1ヶ月毎定期26,900円の場合 |
26,900円/月 ※1本1ヶ月定期の場合 |
52,900円/月 ※2本1ヶ月毎定期の場合 |
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14,850円/月 ※単品29,700円の場合 |
29,700円 ※単品の場合 |
56,430円/月 ※2本まとめ買いの場合 |
上記表内のように、クリニックによってオゼンピックの1ヶ月あたりにかかる費用に差があるのが分かります。
また各クリニックでは、単品購入や定期便、まとめ買いなどの購入方法が用意されており、購入方法によっても割引率が異なるので、1ヶ月あたりの費用を抑えたい場合はよく確認してから購入を検討するとよいでしょう。
オゼンピック注射のオンライン購入時の保険適用や処方条件について

オゼンピックの保険適用・医療費控除の適用について
GLP-1注射薬の「オゼンピック」は、アメリカで「2型糖尿病」と「肥満治療薬」として使用されている薬で、近年では慢性腎臓病の薬としても米食品医薬品局(FDA)が承認をしています。
一方、日本では「2型糖尿病」の治療薬として承認されており、「2型糖尿病」かつ、「運動療法と食事療法だけでは十分な効果が得られない場合」という条件に当てはまれば保険適用内で使用することができます。
しかし、オゼンピックをダイエット目的で購入する場合は「自由診療」に区分され、どのクリニックでオゼンピックの処方を受けたとしても保険適用外になります。その場合、医療費控除も対象になりません
ダイエット目的のオゼンピックの使用は全額自己負担で支払うことになるため、3割負担の一般診療と比べても高額な費用がかかるということを覚えておきましょう。
オゼンピックの薬価はいくら?3割負担での費用も紹介
オゼンピックが保険適用になるケースでは、患者は薬価の3割負担でオゼンピックを入手できます。
2025年4月時点のオゼンピック2㎎の薬価は1キット11,151円で、窓口で実際に支払う3割負担額は1キット3,345円となります。
しかし、オゼンピックなどの医療用医薬品は2年に1度に薬価の見直しが行われ、薬価が変動する可能性があります。薬価改定は毎回4月に行われるため、保険適用でオゼンピックの処方を希望する場合は注意しましょう。
※参考:医療用医薬品オゼンピックオゼンピックは個人輸入できる?オオサカ堂など販売サイトを調査

「オゼンピックを最安値で購入したい」というニーズは根強く、割安なイメージがある個人輸入を検討している方も少なくないと思います。
海外の医薬品などを個人輸入できるオオサカ堂などの代行サイトで、オゼンピックが購入できるか確認したところ、利用者が多い個人輸入代行サイトのほとんどでオゼンピックの取り扱いはありませんでしたが、一部のサイトに取扱いがあるようです。
個人輸入 代行サイト |
オゼンピック取扱い 有無 |
---|---|
オオサカ堂 | 取扱いなし |
お薬なび | |
お薬通販部 | |
アイドラッグストアー | |
ネットのくすり屋さん | |
BEST-DRUG | 取扱いあり |
iRxMedicine |
ただし、オゼンピックの取扱いがある輸入代行サイトでは輸入証明書の発行と医師免許を持つ方を対象に販売されているため、一般の方への販売は行っていないようです。
そのため一般の方がダイエット目的でオゼンピックを使用したい場合には、取り扱っている病院・クリニックを受診し処方してもらうようにしてください。
>>オンライン診療でオゼンピックが購入できるクリニックを見てみる
オゼンピックをダイエット目的でオンライン購入する前に見ておきたいQ&A

ここではオゼンピックに関するよくある疑問をまとめました。
- オゼンピックは脂肪分解するのか
- オゼンピックの効果発現までの期間と減量の目安
- オゼンピックの副作用と禁忌
- オゼンピック・リベルサス・マンジャロ・サクセンダとの比較
- オゼンピックの打ち方と空打ちのやり方
- オゼンピックが販売中止になった理由
これらの項目に分けて解説しているので、オゼンピックをオンラインで購入したいと考えている方は参考にしてみてください。
オゼンピックは脂肪分解する?ダイエット効果は?
オゼンピックは本来「2型糖尿病」の患者に用いられる治療薬ですが、食欲を抑えたり血糖値のコントロールや脂肪燃焼効果が期待できるとしてダイエット薬として用いられています。
肥満になるメカニズムは様々ありますが、体に脂肪がつく要因のひとつとして血糖値の上昇が考えられています。
オゼンピックに配合されている有効成分のセマグルチドは、もともと体内にあるGLP-1受容体に働きかけ、膵臓から分泌される血糖値を下げるホルモン「インスリン」の分泌を促進します。
さらに血糖値を上げる「グルカゴン」の分泌を抑制することで、食後の急激な血糖値の上昇を抑える作用があります。
有効成分 | セマグルチド(遺伝子組み換え) |
---|---|
効果 | ・血糖値の上昇を抑える ・食欲抑制 ・消化を遅らせて満腹感を得る ・基礎代謝を上げ脂肪をつきにくくする |
また、食べた物の消化を遅らせる働きがあり、少ない食事量で満腹感が得られるため、食欲を抑えることができます。
脂肪を分解しやすくする働きもあり、エネルギーを産生しやすくして基礎代謝が上がることで脂肪燃焼にも効果が期待できます。

オゼンピックは、食欲を抑えつつ、血糖値の上昇をコントロールすることができ、さらに基礎代謝の向上によって、自然に摂取カロリーが減り脂肪燃焼により体重減少の効果が期待できます。
さらに、食事のコントロールや運動習慣などを組み合わせることで、体重減少の効果がより期待できるため、薬だけに頼らず食事内容の見直や運動も同時に行うとよいでしょう。
オゼンピックはいつから痩せる?何キロ痩せるの?
オゼンピックの投与を開始してから効果が現れるまでの期間としては、一般的に3~4ヶ月と言われていますが、海外では多くの臨床試験結果が発表されています。
※ 用量:1.0mg まで増量
- プラセボと比較して一日を通して食事で摂取した総エネルギーの摂取量が24%減少
- 体脂肪量による平均体重のベースラインから-5.0kg減少

※ 用量:2.4mgまで増量
- ベースラインから平均14.9%の体重減少が見られた

これらの研究結果から投与開始から4週目頃から体重が減りはじめることが多く、12週間後には10%程度、68週間後には15%程度の体重減少があるということが分かっているようです。

ただし、研究内容によって使用量が異なり、「肥満患者(海外のBMI30以上の人)」を対象に行われた研究になります。
そのため、個人差はもちろん、海外の人と日本人では体格に差があることから、日本人がオゼンピックを使用してダイエットを行っても、同様の結果が得られるわけではありません。
極度の肥満でない方がオゼンピックを使用しても結果が異なる可能性があるため、これらの結果はあくまで参考として理解しておくとよいでしょう。
もし、オゼンピックを3~4ヶ月使用して効果が得られなかった場合には、他の薬への変更も検討してみてください。
オゼンピックに禁忌や副作用はある?
オゼンピックには副作用が起こる場合があり、さらに禁忌・使用ができない人がいます。
吐き気、嘔吐、便秘、下痢、消化不良、腹部不快感、倦怠感、手足のふるえ、冷汗、注射部位のかゆみや赤み、同じ箇所を続けて注射することにより皮膚が硬くなる など
オゼンピックの副作用のなかで、比較的よく見られる症状には「吐き気・嘔吐・便秘・下痢・消化不良・腹部不快感」があります。これらの副作用は、投与を行った多くの方に症状がみられますが、通常しばらく様子を見て使用していくうちに徐々に治まることが多いようです。
また、「手足のふるえ・冷汗・倦怠感」などは、軽度の低血糖を起こしている可能性があるため、ブドウ糖や砂糖が含まれる食品・飲料を摂取することで症状が回復します。
「注射部位の痒み・かゆみ・皮膚が硬くなる」などの症状については、注射した部位を強くこすったりもんだりしないように注意したり、注射する場所を毎回変えるなどで、副作用の発現を抑えることができます。
これらのオゼンピックの副作用は、比較的軽度で投与をしばらく続けることで症状が落ち着くことがほとんどのため、投与を続けても問題ないと言われています。

ただし、ごく稀に以下のような重篤な副作用が起こる場合があります。
重度の低血糖、胆のう炎、急性すい炎、胆管炎、胆汁うっ滞性黄疸 など
これらの副作用が起こると、けいれんや意識の低下、激しい腹痛・嘔吐、右上腹部の強い痛み、発熱、寒気、白目や皮膚が黄色くなる、尿の色が濃くなる、かゆみなどの症状が現れます。
重大な副作用の発現率はごく稀で低いと言われているものの、命に関わる場合もあるため、これらの症状が見られたらすぐに医療機関を受診するようにしましょう。
また、オゼンピックが使用できない人もいます。
- 成分に対し過敏症のある人
- 糖尿病性ケトアシドーシス、糖尿病性昏睡又は前昏睡、1型糖尿病の患者[インスリン製剤による速やかな治療が必須となるので、本剤を投与すべきでない。]
- 重症感染症、手術等の緊急の場合[インスリン製剤による血糖管理が望まれるので、本剤の投与は適さない。]

- 膵炎の既往歴がある方
- 重度の胃不全麻痺等、重度の胃腸障害がある方
- 低血糖を起こす可能性がある方
- 妊活中の女性
- 妊娠・授乳中の女性
- 小児
- 高齢者
これらの項目に当てはまる人にはオゼンピックが使用できないため、自己判断で使用せず必ず医師に相談するようにしてください。
オゼンピックは、海外では重度の肥満患者のダイエット薬として承認されていますが、国内では2型糖尿病の治療薬としてのみ承認されています。
自己注射できるため、手軽さを感じるかもしれませんが、これらの副作用や禁忌事項からも、オゼンピックをダイエット目的で使用する際には必ず医師の診断・指導のもとで使用するようにしてください。
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オゼンピック・リベルサス・マンジャロ・サクセンダはどれがいい?
オゼンピックをはじめとしたGLP-1受動態作動薬は、ほかにもリベルサスやマンジャロ、サクセンダなどがあり、いずれもGLP-1ホルモンの働きを助けて血糖値を下げる作用があります。
オゼンピック | リベルサス | マンジャロ | サクセンダ | |
---|---|---|---|---|
有効成分 | セマグルチド | セマグルチド | チルゼパチド | リラグルチド |
投与方法 | 注射 | 内服 | 注射 | 注射 |
投与間隔 | 週1回 | 1日1回 | 週1回 | 1日1回 |
1回の投与量 | 0.25mg 0.5mg 1mg |
3㎎ 7㎎ 14㎎ |
2.5㎎ 5㎎ 7.5㎎ 10㎎ 12.5㎎ 15㎎ |
0.6mg 1.2mg 1.8mg 2.4mg 3mg |
1本あたりの使用目安 | 2~4週間分 | ー | 1回使い切り | 10~30日分 |
国内承認の適応症 | 2型糖尿病 | 2型糖尿病 | 2型糖尿病 | 未承認 |
発売 | 2017年 | 2019年 | 2022年 | 2014年 |
これらのGLP-1製剤のうち、リベルサスは飲み薬なので注射に抵抗がある方でも取り組みやすいでしょう。
オゼンピック、マンジャロ、サクセンダは注射器で薬液を注入しますが、それぞれ投与の頻度や投与量、1本で使用できる期間が異なります。
また、サクセンダは日本では未承認ですが、米国食品医療局やEU諸国では肥満治療薬として承認されており、ほかのGLP-1と比べて使用実績も豊富です。
オゼンピックをはじめとするGLP-1薬の体重減少効果を示した研究結果を一部まとめました。
- オゼンピック:週1回1mgを68週投与し、体重10.6%減
- リベルサス:1日1回14㎎を26週投与し、体重3~4.7㎏減
- マンジャロ:週1回15㎎を72週投与し、体重21.1%減
- サクセンダ:1日1回1.8mgを56週投与し、体重3.1㎏減
これらの結果によると、マンジャロの体重減少効果が高く、次いでオゼンピック、リベルサス、サクセンダの順になっています。

しかし、マンジャロは副作用の発生率が比較的高いことが報告されています。
GLP-1薬を選ぶときは、ダイエット効果だけでなく、使用頻度・保管方法・価格といった続けやすさや、使用実績など安全性に関わるデータも踏まえ、医師と相談しながら自分にあったものを選択しましょう。
オゼンピックの最大量は?正しい使い方や空打ちのやり方は?
オゼンピックの使い方には決められた手順があります。オゼンピックはペン型の自己注射薬なので、安全に・確実に投与するために正しい使い方を確認しておきましょう。
2.ペンに注射針をセット
3新しいペンのみ空打ちする
4.針を皮膚に刺し、薬剤を6秒以上注入する
5.ペンから針を取り除く
オゼンピック2㎎は1本を複数回使用するタイプの注射薬で、週1回の頻度で投与します。新しいペンを使い始める際に空打ちと呼ばれる動作確認が必要ですが、2回目以降は空打ちせずに使用できます。
オゼンピックを注射するときは、必ず手指やゴム栓、注射部位を消毒し、注射針の着脱や皮膚に針を刺すとき・抜く時は確実に「まっすぐ」になるように扱いましょう。

オゼンピックの空打ちは、ダイヤル表示を「0」のすぐうしろにある点線メモリに設定して行います。
針を上に向け、指先でカートリッジを何回か弾くようにして気泡を上部に集め、そのまま注入ボタンを押してダイヤルが0になるのを確認します。針先から薬液がでれば空打ちは完了です。
オゼンピックの1回に注入できる最大量は1.0mgです。
基本的にオゼンピックは、からだへの負担を最小限に抑えつつ薬剤に慣れさせるために0.25mgから投与を開始します。
0.25mgを4週間投与したあとに効果が不十分なら0.5mgに増量し、さらに4週間後に効果が不十分であれば最大量である1mgに増やします。
万が一、オゼンピック1㎎を4週間続けても効果を感じない場合は、主治医に相談しましょう。
オゼンピックを打つならどこ?打ち方はある?
オゼンピックは皮下に注射を行いますが、自己注射する部分は太もも・お腹・上腕部などの柔らかいところに打ち、打つ場所は毎回異なる箇所に注射します。

同じ部位に注射する場合には、前回注射した箇所から最低2~3cm離して注射することで、皮膚が硬くなるという副作用を防ぐことができます。
オゼンピックが販売中止になった理由は?
オゼンピックは「ノボルディスクファーマ株式会社」が製造しているGLP-1薬で、以前は単回で使用できるペン型の「オゼンピック皮下注0.25mgSD・0.5mgSD・1.0mgSD」が日本でのみ販売がされていました。
しかし、海外の提携製造会社がFDA査察でGMP上の指摘を受けたことにより、2022年2月から出荷調整・出荷停止となり、一時販売中止の状況が続いていました。
その後は、2022年5月に発売したオゼンピック皮下注2mgが供給されるようになったため、現在は問題なく購入・使用ができるようになっています。
オゼンピックがオンラインで安いおすすめクリニック

オゼンピックを安く購入できるオンラインクリニックはあまり多くはありませんが、当記事でご紹介しているように、値段や購入方法がクリニックによって異なります。
2本・3本まとめて購入する方法や定期的に薬を配送してもらう定期便などもあり、購入方法によって割引価格で購入することができるので、なるべく費用を抑えたい場合にはそういった購入方法を検討してみるといいでしょう。
ただし、オゼンピックは効果発現に応じて1本(2mg)を1ヶ月~2ヶ月で使用していくため、使用量が増えることによって費用がかかります。
また、オゼンピックは「2型糖尿病」の治療に使用される薬のため、ダイエット目的で使用する場合には、効果のみならず副作用もあるということを理解したうえで、医師の指導のもと、使用するようにしてくださいね。
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